ニオイ・油はねの原因は「オイルミスト」
なぜ家で焼き肉をすると、家中にニオイが広まり、床もべとべとになっちゃうのか?実はその主な原因は、肉を焼くときにしみ出る脂が加熱されて生じる「オイルミスト」。細かな粒子のため、気流に乗ってどこへでも飛んでいき、カーテンや壁、床などに付着して、ニオイやべとべとの原因となっていたのです。
家焼き肉のニオイ・油はねを減らす技
設定温度は200度に!オイルミストが発生するのは、油の温度が220℃を超えたとき。それ以下の温度設定で加熱すれば、オイルミストの量はぐっと減ります。しかし200℃でふつうに焼くと、今一つおいしくならないという問題が。そこで…
肉は引きずりながら焼け!実はホットプレートは、肉を置くと一気に温度が下がってしまいます。実験では200℃の場所に肉を置くと、その直後に150℃まで下がってしまいました。そこでおすすめするのが、引きずり焼き。ホットプレートの上で肉をゆっくり引きずることで、常に温度の高い場所で加熱するという方法。「ジュー」という肉の焼ける音が、良い温度で焼けている合図です。やわらかさとジューシーさを兼ね備えた、おいしい焼き肉が味わえますよ!
Source: http://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20190703/index.html